平塚市ではドライバー不足が深刻化する中、バス路線の確保・維持に向けて令和5年度から平塚駅より南側エリアの路線(4.3km)で自動運転レベル2(運転者監視の下、縦・横方向の運転支援)での実証実験を開始。
これまでに車載センサーを用いたバス停への自動停車・発車、リアルタイムで信号情報をバスに通知する信号連携機器の設置などを進めてきましたが、今年度はさらに路上駐停車の自動回避や夜間運行の実証実験にも取り組んでいくとのこと。
そして、令和9年度には自動運転レベル4(一定の条件下での無人運転)での運行を目指しているです。
現状のシステムは自転車を追い越すセンサー技術まで至っていないことから平坦で見通しが良い路線、かつ全線にわたり歩車分離されているルートでの実証実験となっているため、平塚市が使用している現行の車両、システムをそのまま本市で使うことは難しそうですが、公共交通の新しいカタチを模索する上で参考になる話を伺うことができました。

