2025年10月30日

総務常任委員会視察A 〜鹿児島市・スタートアップ支援事業〜

総務常任委員会の視察2日目は、鹿児島市が行っている創業・スタートアップ支援事業を視察させて頂きました。

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鹿児島市が行っている主な取り組みとしては、

1)次世代アントレプレナー育成事業
直接教育機関に出向き、起業に関心の低い学生に起業という選択肢があることを知ってもらうため、大学や高校で講座を開催

2)新規創業者等育成支援事業(ソーホーかごしま)
スモールビジネスを中心として起業を目指している方や起業して間もない事業者を対象に、起業にあたって必要な知識やノウハウなどを学べるセミナーの開催、インキュベーション・マネージャーによる相談支援や入居者支援等を実施

3)地域課題解決ビジネス支援事業
ビジネスの手法を用いて地域課題の解決を目指す事業者や起業家の成長を支援する団体の経営基盤の強化にかかる取り組みに対して、ふるさと納税を活用した資金調達の機会提供、調達資金を原資とした補助金を交付

4)クリエイティブ産業創出拠点施設企画運営事業(mark MEIZAN)
スタートアップを目指す方や事業のスケール拡大を目指す事業者等を対象に、ビジネスプランコンテストや各種セミナーの開催、経営アドバイザーや専門領域アドバイザーによる相談支援等を実施

5)スタートアップ等成長促進事業
県内外の起業家支援機関と連携し、全国の投資家や大手起業等とのビジネスマッチングの機会を提供

さまざまな形で起業支援を行っていますが、鹿児島市が設置して⺠間企業4社からなる企業体「薩摩郷中」が運営するクリエイティブ産業創出拠点施設「mark MEIZAN」も見学させて頂きました。

【mark MEIZANが備える5つの基本的機能】
▶️クリエイティブ人材の育成拠点
多様な事業者等と連携し、商品・サービスの付加価値向上や新たな価値を創造する人材の育成支援

▶️コミュニティ形成の拠点
クリエイティブ事業者や地域企業、大学、地域住民等、異分野の人同士が交流する機会を創出し、多様なコミュニティ形成を支援

▶️スタートアップ支援
上場企業経営者やベンチャーキャピタルの招聘によるセミナーやメンタリング等の実施を通じて、大きな成長を狙うスタートアップ創出の機運を高めるとともに、地域のスタートアップを目指す企業を支援

▶️入居者等の支援
ソーホーかごしまや地域金融機関、ベンチャーキャピタル等との連携により、入居者や施設利用者等の事業活動を支援するとともに、交流スペース等の施設機能を生かし、クリエイティブ人材や他企業との積極的なマッチング支援

▶️情報発信の拠点
鹿児島の地域ブランドのほか、クリエイティブ事業者の技術や創造性、取組等について積極的に情報を発信

こうした支援事業を通じて、昨年鹿児島市内で起業された方は109名にのぼるとのことです。

逗子市でも創業支援スクール・セミナーの開催、登録免許税の減免や日本政策金融公庫による貸付利率の引き下げなどが受けられる特定創業支援事業を展開している他、商工会が公共遊休施設を活用してコワーキングスペースなどを有した「うみまちBASE逗子」を今年9月にオープンしました。
引き続き起業に向けた支援策の拡充はもちろんですが、逗子市内で起業された方々が事業を継続していくためのフォローアップ体制の構築も課題であると感じたところです。総務常任委員会の視察2日目は、鹿児島市が行っている創業・スタートアップ支援事業を視察させて頂きました。

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鹿児島市が行っている主な取り組みとしては、

1)次世代アントレプレナー育成事業
直接教育機関に出向き、起業に関心の低い学生に起業という選択肢があることを知ってもらうため、大学や高校で講座を開催

2)新規創業者等育成支援事業(ソーホーかごしま)
スモールビジネスを中心として起業を目指している方や起業して間もない事業者を対象に、起業にあたって必要な知識やノウハウなどを学べるセミナーの開催、インキュベーション・マネージャーによる相談支援や入居者支援等を実施

3)地域課題解決ビジネス支援事業
ビジネスの手法を用いて地域課題の解決を目指す事業者や起業家の成長を支援する団体の経営基盤の強化にかかる取り組みに対して、ふるさと納税を活用した資金調達の機会提供、調達資金を原資とした補助金を交付

4)クリエイティブ産業創出拠点施設企画運営事業(mark MEIZAN)
スタートアップを目指す方や事業のスケール拡大を目指す事業者等を対象に、ビジネスプランコンテストや各種セミナーの開催、経営アドバイザーや専門領域アドバイザーによる相談支援等を実施

5)スタートアップ等成長促進事業
県内外の起業家支援機関と連携し、全国の投資家や大手起業等とのビジネスマッチングの機会を提供

さまざまな形で起業支援を行っていますが、鹿児島市が設置して⺠間企業4社からなる企業体「薩摩郷中」が運営するクリエイティブ産業創出拠点施設「mark MEIZAN」も見学させて頂きました。

【mark MEIZANが備える5つの基本的機能】
▶️クリエイティブ人材の育成拠点
多様な事業者等と連携し、商品・サービスの付加価値向上や新たな価値を創造する人材の育成支援

▶️コミュニティ形成の拠点
クリエイティブ事業者や地域企業、大学、地域住民等、異分野の人同士が交流する機会を創出し、多様なコミュニティ形成を支援

▶️スタートアップ支援
上場企業経営者やベンチャーキャピタルの招聘によるセミナーやメンタリング等の実施を通じて、大きな成長を狙うスタートアップ創出の機運を高めるとともに、地域のスタートアップを目指す企業を支援

▶️入居者等の支援
ソーホーかごしまや地域金融機関、ベンチャーキャピタル等との連携により、入居者や施設利用者等の事業活動を支援するとともに、交流スペース等の施設機能を生かし、クリエイティブ人材や他企業との積極的なマッチング支援

▶️情報発信の拠点
鹿児島の地域ブランドのほか、クリエイティブ事業者の技術や創造性、取組等について積極的に情報を発信

こうした支援事業を通じて、昨年鹿児島市内で起業された方は109名にのぼるとのことです。

逗子市でも創業支援スクール・セミナーの開催、登録免許税の減免や日本政策金融公庫による貸付利率の引き下げなどが受けられる特定創業支援事業を展開している他、商工会が公共遊休施設を活用してコワーキングスペースなどを有した「うみまちBASE逗子」を今年9月にオープンしました。
引き続き起業に向けた支援策の拡充はもちろんですが、逗子市内で起業された方々が事業を継続していくためのフォローアップ体制の構築も課題であると感じたところです。
posted by 高野たけし at 17:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする