リビエラ逗子マリーナで取り組んでいる藻場再生プロジェクトを見学させて頂きました。
マリーナ内の桟橋下の空間や現在使用していない桟橋を利用して成熟カジメ(通常の1/3程度の期間で生育)の苗を付けたロープを海中に。
遊走子(種)が付近の海に放出され、カジメを増やしていこうという試みです。
2022年から始めたこの取り組みですが、すでに効果は出てきているとのこと。
カジメが増える事で、ワカメやアカモクなど、他の海藻への食害(アイゴやイシダイ、ガンガゼによるもの)を減らせる効果も期待されます。
また、本日海中の状況確認を行なっていたダイバーの皆さんも、葉山、横須賀、小田原の海でそれぞれ藻場の再生に取り組んでおり、また違ったアプローチ方法も勉強する機会となりました。
私も仲間と共にムラサキウニの駆除など磯焼け対策に取り組んでいますが、その先の藻場の再生については今回学んだ手法が役立ってくると感じたところです。