長柄桜山古墳群は1999年3月に逗子市と葉山町の堺にある丘陵で新たに発見された4世紀後葉の前方後円墳で、現存している神奈川県内の古墳では最大級の規模になります。
第1号墳は全長91.3m、後円部径52.4m、くびれ部幅、24.2m、後円部高7.8m。
後円部には埋葬施設(粘土槨)が1基確認されており、それを囲むように円筒埴輪が立て並べられていたとのこと。
また、壺型埴輪や葬送祭祀に使われていたと思われる土器も見つかっているそうです。
墳丘上からは相模湾の絶景を望むことができます。
第1号墳から尾根筋の遊歩道を西へ500mほど向かった所にある第2号墳(標高約90m)においては整備の予定はなく、現況を維持したままとなります。
樹木が茂っており、その全容は分かりにくいですが、当時の状況を想像してみるのも楽しいかもしれません。
4月20日にオープニングセレモニーが予定されており、その前後には自由に見学できるようになるそうなので、ハイキングがてら出掛けてみてはいかがでしょうか。
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