関西学院大学建築学部教授であり、studio-Lの代表として全国各地でコミュティデザインを行っている山崎亮さんをお迎えしてのオンラインフォーラム。
今回のテーマは「持続可能なまちづくり活動」。
まちづくり活動を継続していくためには世代交代が必ずしも必要ではないとのこと。
コミュティの発展段階は、形成気→混乱期→秩序期→機能期→解散期。
同一の団体が長期間続くと活動を大きく変えていくのは難しく活動が形骸化しやすくなってしまうため、活動の目標を達成した段階でこれまでの経験を活かして新たなグループを作り、新しい取り組みに着手していくことでまちづくりはさらに進んでいくそうです。
また、活動する上で注意すべき点は外部の意見だけで動かないことだそうです。
外部のアドバイスだけで動いてダメな時はまた違う人に意見を求めるということを繰り返す結果になるが、自分達がやりたいことがスタート地点であれば失敗しても改めて考えてリスタートできるので、何かを始める時、何かを作る時には、何をやりたいか何を求めているのか自分達で意見を積み重ねていくことが重要であるとのことでした。
様々な角度からコミュティデザインについてのお話を聞くことができましたので、今後の活動に活かしていきたいと思っています。
【関連する記事】