2019年10月11日

福生市防災食育センター

昨年、全国基地協議会関東部会の研修で東京都福生市にある防災食育センターを視察させて頂いた事をきっかけに、本市でも同様の施設を整備できないか研究すべき旨行政当局に提言した結果、市長、教育部長と合同の議員視察が実現しました。

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本施設は国有地を無償で借り受け、防衛省の補助金・交付金を活用して(全事業費約39億7,000万円の内、市の支出は約2億円・起債は約5億円)建設されました。

学校給食機能としては、公立小中学校の生徒数約4,000人分の給食を調理。
異物除去洗浄機や計量機能付き釜、連続焼き物機など、安全性と機能性を兼ね備えた最新機器を導入し、美味しい給食の提供に努めているそうです。

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また、7大アレルゲン(エビ・イカ・小麦・そば・落花生・乳・卵)対応の給食調理棟も整備されており、通常給食棟から独立した形で調理から配食まで行われてます。

さらに食育学習機能として、館内には食に関する知識を学びながら給食の調理過程を見ることができる見学コースよ設けられています。
楽しみながら衛生面などを学ぶことができる調理員さんの体験コーナーもあり、小学生の社会科見学では人気とのこと。

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そして防災拠点機能としては、都市ガスが遮断された場合には備蓄しているプロパンガスを都市ガスに近い性質のガスに変換するPAジェネレーター、都市ガス(PAジェネレーター変換ガスも可)で発電するマイクロコージェネレーション、100トンの容量を誇る受水槽など、災害時にも稼動できる設備を備え、近隣住民の避難所としての役割も担うことになっています。
また、災害時には避難生活者15,000人に対し、おにぎり2個と温かい汁物を3日間提供できる食材も備蓄されています。
これだけの量の食材を備蓄できるのも、普段給食センターとして備蓄米などの食料を使用しながら常に新しい食材を補充できるローリングストック方式を採用できているためです。

前回伺った時は短時間であったため叶いませんでしたが、本日は給食も試食。
今日の献立は、栗や大豆の入った十三夜ご飯、もみじのすまし汁、秋刀魚の塩焼き、五目きんぴら、牛乳。
ちょっぴり渋めのメニューですが、とっても美味しく頂きました。

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福生市は人口約58,000人、公立小中学校の生徒数が約4,000人と逗子市と近い規模であることからも、非常に参考になる先進事例研究となりました。
posted by 高野たけし at 17:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする