2017年04月28日

『ちょっと昔の逗子のお話の会』

市民交流センターで行われた『ちょっと昔の逗子のお話の会』に参加。
当初用意された会場には座りきれないほどの来場者で、急遽隣の会議室も開放するほどの大盛況でした。

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今回は長柄・桜山古墳群をテーマに、長柄・桜山古墳をまもる会の浜野会長と元逗子市教育長の野村先生が講演。

長柄・桜山古墳群は平成11年3月に東谷洋之助さんによって発見され、その後の調査で第1号墳から三角形の透かし孔が開けられた円筒形の埴輪や底がない壺型の埴輪、さらには葬送祭祀に使われた壺や高杯など多くの土器が出土しています。
葉桜住宅の西端から25mほど丘陵を登ったところにある第1号墳は全長91.3mの前方後円墳で、そこから尾根筋の遊歩道を約500m西に向かったところにある第2号墳は全長88mの前方後円墳と共に大きなもので、当時の有力者が眠っているとの説もあるそうです。
また、第1号墳のあたりは昔、篠鉢台や四の鉢台と呼ばれていた場所で、村の古老は死の鉢台と呼んでいたとの説もあり、人を埋葬する場所としても使われたとも考えられているとのことです。
そして、この古墳群の発見には、古墳がこの場所にあるのではと考え調査を続けてきた東谷さんのご努力は言うまでもありませんが、住宅開発に際して土地の転売を断った地権者の根岸さんの存在も大きかったとの話もありました。

今回改めて長柄・桜山古墳群に関する話を聞き、久しぶりに現地に行って歴史を想像してみたくなったところです。
posted by 高野たけし at 13:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする