本日は予算特別委員会の最終日。
分科会での審査を経て、市長、教育長、理事者への総括質問を行いました。

各委員の持ち時間は10分と限られているため、私からは2つの事業に絞って質問をしたところです。
@生きがい推進事業
この事業は65歳以上の市内在住者を対象に、1回150円で入浴できる入浴助成券を配布するものですが、対象者のうち入浴助成券を受け取った人は一昨年度実績で約4%となっており、さらに利用された枚数は配布されたもののうち約25%に留まっていることが分科会の審査で明らかになりました。
そこで、市が実施するイベントに絡めるなど利用機会の幅を広げたり、チケット交付対象年齢を拡大するなど、地域の公衆浴場維持にかかる費用をしっかりと市民サービスに還元していくべき旨提言したところ、常に市民にとって有益なものとなるよう事業内容の見直しも含め、来年度以降の事業実績も注視していきたいとの回答が市長よりありました。
A公衆トイレ整備事業
公衆衛生の向上を目的に、来年度は神武寺公衆トイレの老朽化した給水設備の工事を行う予定となっています。
今回改修工事を実施する公衆トイレの他にも、市内には老朽化しているものが多く存在していることを考えれば、しっかりと計画性を持って公衆トイレの整備も進めていくべき旨指摘したところ、計画を作成した上で改修等の対策を講じていくとともに、利用頻度の低い公衆トイレに関しては新たな修繕は行わず廃止していくことも合わせて進めていきたいとの回答が担当部長よりありました。
総括質疑に続き行われた採決の結果、令和4年度の一般会計予算、特別会計予算、公営企業会計予算は全て全会一致で可決となりました。
令和4年度事業については、その進捗状況についてもしっかりとチェックしていきたいと思っています。
※令和4年度予算案394億2,400万円(一般会計211億5,500万円、特別会計144億5,800万円、公営企業会計38億1,100万円)
posted by 高野たけし at 16:24|
日記
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