三浦半島議長会にて、横須賀市に新たな建設されたゴミ処理施設エコミルを視察。

昭和58年から稼働している南処理工場の老朽化に伴い整備されたエコミルは横須賀市長坂に位置しますが、建設及び維持管理に要する費用(建設費約211億円、年間ランニングコスト約5億円)はゴミ処理行政で連携する三浦市とゴミ量を基に按分で支出。
処理能力は日量360t、現在の横須賀市と三浦市の焼却ゴミ全量を処理できる能力を有しています。

通常は自動運転となっていますが、燃焼効率などに問題がある場合は中央制御室にてコントロールします。

また焼却で発生した余熱を利用する蒸気タービン発電機も配置されており、1日6,600kwの電気(12,000世帯分)を発電。
施設で使用する電力以外は全て売電されますが、年間1億円以上の歳入を見込んでいるとのことでした。

今回見学させて頂いた焼却施設の他に不燃ゴミ等を破砕・選別する施設も同敷地内に整備される予定となっており、そこから排出される不燃性残さは三浦市に建設中の最終処分場で埋め立て処理されることになっています。
人口減少社会に突入した今、普遍的な住民サービスの効率化の推進が大きな課題となっていますが、横須賀市と三浦市の連携体制は非常に参考になるものでした。
posted by 高野たけし at 14:26|
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