2016年12月07日

進出予定病院が決定

神奈川県が横須賀・三浦二次保健医療圏で175床の病床割り当て申請手続きを行うことになったため、本市は沼間3丁目の旧6小用地への総合的病院の誘致を進めていましたが、進出予定病院が決定いたしました。
平成28年10月4日〜11月18日の期間で公募を行ったところ2法人からの応募があり、計5回にわたる総合的病院選考委員会を経て、庁内での政策会議を行った結果、医療法人社団葵会に決定いたしました。
当病院の進出計画によれば、地上3階・地下1階、延べ床面積18,456.26uの病院で、診療科目は12科目(内科、循環器科、小児科、外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科)とのこと。
病床数は、平成28年の申請で175床(一般病床45床、回復期リハビリテーション病床40床、地域包括ケア病床90床)を確保し、平成30年に75床の追加割り当てを受け250床に(高さ制限の緩和があれば300床に増床)したいとの考えも。
また、二次救急医療においては三浦半島地域病院群輪番制に参加(内科、外科、小児科)するとともに、現在逗葉地域医療センターで行っている一次救急を補完する役割を担うとしています。
さらに、現在本市が体制作りを進めている在宅医療に関しても、後方支援病院としての役割を担っていきたいともしています。

そして今後の流れとしては、12月9日までに病院側が神奈川県への病床申請を提出、175床の病床割り当てを受けた上で、平成30年の新たな申請で追加病床数の確保を目指すことになるわけですが、病床の確保にあたっては長期の時間を要することから、病床の確保と並行して建築確認等も行い、平成31年度末の病院開設が想定されるとのことでした。

また、委員会調査では、応募段階で示された計画内容、さらには選考過程での評価結果について私からも質問させていただきました。
特に懸念されていた進出予定病院の財務状況、さらに中長期的な経営状態については、医療法人のグループ全体での財務状況等を鑑み長期的な運営にも耐えうるものと考えているとの答弁があったことから、現在示されている計画内容に大きな問題はないと受け止めたところです。
しかしながら、今後の計画推進にあたっては住民理解が必須であることから、建設予定地周辺住民をはじめ全市民に対する情報の提供、説明会の開催を随時行っていただくことは要望させていただきました。

いずれにしましても、総合的病院の進出予定病院は決定したわけですから、今後は残された複数のハードルをしっかりとクリアし、地域医療を支える医療機関として開設されることを期待するものです。
posted by 高野たけし at 16:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

教育民生常任委員会

本日開催した教育民生常任委員会では、議案8件、陳情9件の審査を行いました。
議案及び陳情の採決結果は以下の通りです。
なお、私は委員長の職にあることから採決に参加できないため、結果のみをご報告致します。

議案第66号 逗子市放課後児童クラブの指定管理者の指定について
公立小学校に整備されている放課後児童クラブの運営に関して、指定管理者を指定するもの。各小学校ともこれまでと同様の指定管理者となる提案。
採決の結果、全会一致で可決となりました。

議案第67号 逗子市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について
平成27年29年4月に神奈川県在宅重度障害者等手当支給条例に基づく手当の支給に関する認定申請書に個人番号を記載するに当たり、条例改正を改正するもの。
採決の結果、賛成多数(賛成7人:反対1人)で可決となりました。

議案第71号 逗子市福祉会館条例の一部改正について
福祉会館の利用区分、及び利用料金を変更するとともに、減免規定を見直すもの。
これまでは午前(3時間)1200円、午後(4時間)1500円、全日(8時間)2400円だった会議室の利用料を、利用時間を2時間単位とするとともに利用料金を400円に変更し、小会議室においては利用時間を2時間単位とするとともに利用料金を100円に設定。
また、市内の社会福祉事業に関係する団体が福祉活動に使用する場合は10割の減免となっていたものを5割に変更。
採決の結果、全会一致で否決となりました。

議案第72号 逗子市国民健康保険条例の一部改正について
平成29年度に国民健康保険料を改定するに当たり、応能・応益割合を現行の65:35から60:40に変更するとともに、保険料軽減割合を6割・4割軽減から、7割・5割・2割軽減へ変更するもの。
採決の結果、全会一致で否決となりました。

議案第73号 逗子市教育研究所設置条例の一部改正について
平成29年4月1日実施の行政組織の改革に伴い、教育研究所の名称を「教育研究所相談センター」に改正するもの。
採決の結果、全会一致で可決となりました。

議案第74号 平成28年度逗子市一般会計補正予算(第5号)中付託部分
消費税の引き上げに際し、低所得者に対し臨時福祉給付金を支給するための費用1億4774万7千円、平成27年度市町村定率負担金の不足分1595万1千円、逗子小学校区放課後児童クラブの施設整備費214万3千円、体験学習施設利用者の防犯対策のため防犯カメラの増設等を行う費用170万7千円、前年度の生活保護費国庫負担金に係る返還金2992万2千円を計上するもの。
採決の結果、全会一致で可決となりました。

議案第75号 平成28年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
一般被保険者高額療養費の不足見込み額7080万円、国庫支出金の確定に伴う療養給付費等負担金3050万1千円を計上するもの。
採決の結果、全会一致で可決となりました。

議案第76号 平成28年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
高額介護サービス費等の不足見込み額2714万円を計上するもの。
採決の結果、全会一致で可決となりました。

陳情第22号 介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現について国に意見書提出を求める陳情
介護保健施設の人員配置基準を利用者2人に対して介護職員1人以上に引き上げるなどを盛り込んだ、介護従事者の処遇改善を求める意見書を国に提出することを求めるもの。
採決に先立ち継続審査を求める動議が提出され可否同数(賛成4人:反対4人)であったため、委員長の判断により引き続き審査を行うことになりました。

陳情第24号 人間らしい生活の保障を求める意見書の採択を求める陳情
夏季、年末の福祉手当を国の制度として創設するなど、生活保護の内容改善を求める意見書を国に提出することを求めるもの。
採決の結果、反対多数(賛成1人:反対7人)で不了承となりました。

陳情第25号 「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書」の提出を求める陳情
年金の各月支給を毎月支給に変更し、年金支給年数をこれ以上引き上げないことなど、年金制度にかかる意見書を国に提出することを求めるもの。
採決の結果、反対多数(賛成2人:反対6人)で不了承となりました。

陳情第27号 小中学校における交通費に関する陳情
市内の公立小中学校に公共交通機関を利用して通っている児童、生徒の世帯に交通費の公費負担を求めるもの。
採決の結果、賛成多数(賛成5人:反対3人)で了承となりました。

陳情第28号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
公私の学費格差をさらに改善するため、私学助成の一層の増額を要望する意見書を国に提出することを求めるもの。
採決の結果、可否同数(賛成4人:反対4人)となったため、委員長の判断により了承といたしました。

陳情第29号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
すべての子ども達の学ぶ権利を保障し、私学経営の安定を図るとともに保護者の学費負担を軽減するために、神奈川県に対し私学助成の拡充を求める意見書の提出を求めるもの。
採決の結果、可否同数(賛成4人:反対4人)となったため、委員長の判断により了承といたしました。

平成28年陳情第15号 平成29年度における透析治療への通院困難者に対する「通院支援についての陳情【継続審査案件】
平成29年度の予算策定にあたって、透析治療の通院困難者対策として通院支援がなされることを求めるもの。
採決に先立ち継続審査を求める動議が提出され、賛成多数(賛成7人:反対1人)で引き続き審査を行うこととなりました。

平成28年陳情第17号 平成29年度における「慢性腎臓病(CKD)及び生活習慣病対策」についての陳情【継続審査案件】
成人病、特に糖尿病に対する重症化予防予防と啓発活動のための予算を平成29年度予算に計上することを求めるもの。
採決に先立ち継続審査を求める動議が提出され、賛成多数(賛成5人:反対3人)で引き続き審査を行うこととなりました。

平成27年陳情第25号 介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情【継続審査案件】
※陳情者より陳情取り下げの申し出があり、これを受理いたしました。
posted by 高野たけし at 19:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

ちょっと昔の逗子のお話の会

市民交流センターで開催された、『ちょっと昔の逗子のお話の会』に参加。
本日は『小坪の砲台に消えた子どもたち』をテーマに、作家で元逗子市教育長の野村昇司先生がお話ししてくれました。

IMG_1125.JPG

終戦直後の昭和20年10月20日、旧日本軍が小坪に残した砲台跡地で地域の子ども達が犠牲になる爆発事故が起きました。
爆発は子ども達が砲台跡地の壕で遊んでいる際、真っ暗で見えないことからマッチを擦ったことが原因とか、大人が壕の内部を照らすために点けたロウソクを落としたからなど、はっきりとした原因は明らかになっていませんが、これは事故についての報道が一切なされなかったからとのこと。
この事故が公になったのは、それから30年以上が経った昭和51年5月14日、毎日新聞が当時の外交機密文書を記事にしたからだそうです。
その後、野村先生をはじめ、史実を調べる方々の手で事故当時の情報が明らかになってきたのですが、これまで14名と言われていた事故の犠牲者が、実は15名だったとの事実が改めて分かったとの話がありました。
事故から8日後の10月28日、事故で亡くなった小坪小学校の児童11名と未就学児3名の慰霊祭が行われたそうですが、その慰霊祭から9日後の11月6日に事故の後入院していた一人の児童が亡くなっていたそうです。
事故の犠牲者が本当は15名だったこと、そして戦争の惨禍を後世に語り継いでいくことの大切さが野村先生の言葉から伝わってくるお話会となりました。
posted by 高野たけし at 17:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする